帝国電機株価がストップ高を連発したとき

株式市場では、市場の混乱を抑えるために一日の取引を制限しています。いわゆるストップ高とかストップ安と呼ばれるものがそれです。商品および株式市場において相場が急に暴騰したり、反対に暴落することがあります。そうなると、際限なく買われたり、逆に雪崩を打ったようなパニック的に売ったりということが起きるために、市場は非常に混乱します。それを防ぐために、1日の値幅の最高制限幅を設けているわけです。そして、株価の変動がその値幅制限に達したとき取引は中止されます。買いの制限がかかったときはストップ高となり、売りの制限がかかったときはトップ安となります。

ただ、ストップ高になるような場面では、景気の良さを反映しているわけですから、株式市場としては非常に活気があることを示しています。ストップ安はその逆ですね。たとえば、帝国電機株価を見てみると、2007円の初頭から夏までストップ高を連発する暴騰が起こりました。2007年1月の帝国電機株価は800円前後でしたが、半年後には1600円以上にまで帝国電機株価は上昇しました。この半年間の上昇率は100%、倍になったわけです。帝国電機株で儲けた人は多かったことでしょう。ところが、2007年リーマンショックが起きたとき、相場の流れは完全に逆転します。急ピッチで上げた株価は同様の急ピッチで下落したのです。うまく売り抜けることができた人が一体何人いたでしょうか。塩漬けにしてしまった人も少なくないはずです。その後アベノミクスの恩恵を受けて、2014年1月には1600円を回復しましたが、その後は現在の1120円前後まで大きな調整に入っています。日経平均株価の天井知らずの状態とは違う動きとなっています。