バブル期に東証一部へ上場した名古屋銀行の株価

名古屋銀行は、昭和24年に設立された地方銀行であり、昭和36年に名古屋証券取引所第二部に上場し、昭和38年に名古屋証券取引所第一部に上場しています。名古屋では、有名な地方銀行という事が出来ます。名古屋市中区に本社を置き、1955人の従業員を抱えています。資本金は、連結を含めると、約3兆5000億円になります。国外にも二支店開設しており、その両方が、中国です。そして、昭和63年、東京証券取引所第一部に上場を果たします。この時期は、ちょうどバブルの時代に当たります。おそらく景気もよく、上場するのに丁度よいタイミングだったのでしょう。最近、バブルかどうかという記事をよく目にしますが、日本はバブルとは言えず、中国経済というか上海株や中国不動産が、ややバブル気味のような感じです。

名古屋銀行の株価を見てみましょう。一般的に銀行株は、値動きが安定しています。銀行の経営自体、あまり浮き沈みのあるものではないし、またそうであったら困ります。ただ、市場にマネーが流通している事による金利低下は、さや取りを得意とする銀行にとっては、不利な条件でもあります。借り手にとっては、低金利で多額のマネーを借りるチャンスですが、日本の銀行による審査は、世界一厳しく、リスクを取らない経営方針でも有名です。ただ、このように債券の金利が低く、株価が上昇する局面では、やはり、銀行の運用も少しは変える必要があります。おそらく名古屋銀行も資金運用を少し積極的にしている事でしょう。名古屋銀行の年初来高値は、501円であり、年初来安値は、393円です。この事からも非常に安定した株価の値動きを示している事が解かります。その傾向は、直近の一年間を見ても同様です。